駒場祭企画のご報告

 現代社会研究会の2013年駒場祭企画「多角的に見る現代社会~教育を問う~」は無事、大盛況のうちに幕を閉じました。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。今後とも、現社研をよろしくお願いします。

 それでは、当日の雰囲気を写真でお伝えしたいと思います。

駒場祭企画のご案内

 現社研では今年の駒場祭企画として、9月の秋合宿から取り組んできました教育問題を扱います。

言うまでもなく、次世代を育む「教育」は、この社会を左右する重要なテーマです。現社研では、駒場祭企画にて、この「教育」について多角的に考察し、現代社会における教育の性質や諸問題について検討を重ねてゆきます。会場となる教室では、パネル形式の発表(会場内でのパネル展示)をおこなうとともに、本テーマの詳細を載せた冊子を来場者の方に配布いたします。
 


○テーマ:〜多角的に見る現代社会〜 
              教育を、問う

【趣旨】
  教育は、どこへ向かうのか?
 教育をめぐっては、近年、「大津市いじめ自殺事件」(201110月)や「桜宮高校体罰自殺事件」(201212月)などの痛ましい事件が報じられています。こうしたなか、安倍政権は20131月に「教育再生実行会議」を発足させました。
 そこで、本企画では「教育」をテーマとして、過去の教訓にも学びつつ教育の現状を考察するとともに、未来への展望を探っていきます。
 
【発表テーマ一覧】
・「教育を受ける権利」と日本国憲法
     ――憲法26条に関する法的論点をめぐって
・大学入試制度を考える
     ――教育再生実行会議を受けて
・望ましい歴史教育の在り方とは
     ――歴史教科書問題を通じて
・女性の教育機会
     ――日本の社会現象と比較して
・本当に学校だけでいいのか
     ――親や家庭環境が教育成果に及ぼす影響について
・クループスカヤとソ連教育
     ――知識偏重型の学校から技術教育中心の「労働学校」へ
 

〇日程:11月22日()~24日(日)

〇場所:コミュニケーションプラザ北館2階 
     多目的教室1
          (東京大学駒場キャンパス内)

〇参加費:無料

○発表形式:冊子の配布・パネル形式の発表の展示