TOSMOS(現代社会研究会)の2014年駒場祭企画「多角的に見る現代社会~社会保障と向きあう~」は無事、大盛況のうちに幕を閉じました。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。今後とも、TOSMOSをよろしくお願いします。

 それでは、当日の雰囲気を写真でお伝えしたいと思います。


今年の駒場祭企画会場は1号館116教室(1階)です

 
 TOSMOSでは今年の駒場祭企画として「社会保障」を扱います。
言うまでもなく、社会保障はこの社会を左右する重要なテーマです、現代を生きる私たちにとって欠くことのできない制度となっています。TOSMOSでは、駒場祭企画にむけて、今年九月から、「社会保障」について多角的に考察し、現代社会における社会保障の制度のあり方やその課題、歴史などについて検討を重ねてきました。そして、その成果を駒場祭にて発表します。企画の会場となる教室において、パネル形式の発表(会場内でのパネル展示)をおこなうとともに、本テーマの詳細を載せた冊子を来場者の方に配布いたします。
ホームページをご覧のみなさん、ぜひTOSMOSの駒場祭企画に足を運んでみませんか?

○テーマ:〜多角的に見る現代社会〜
社会保障と向きあう
【趣旨】
国が生存権を保障する制度である社会保障制度、日本社会が急速に少子高齢化へと向かっている現在、マスコミなどでもたびたび、社会保障関連のテーマが報じられています。こうしたなか、政府も20146月に「社会保障制度改革推進会議」を設置し、今後の社会保障制度についての検討を進めています。そこで、この企画では、社会保障の誕生と発展の歴史や、憲法25条が保障する生存権の意義を踏まえつつ、以下のようなテーマを切り口に、社会保障の今後のあり方を探っていきます。
 
【発表テーマ一覧】
 
・日本の社会保障の全体像
 
・生存権と日本国憲法――憲法25条に関する法的論点をめぐって
 
・社会保障と税の一体改革について
 
・年金制度改革について
 
・難病患者への医療・障害者福祉制度――制度の「谷間」に注目して
 
・ベーシック・インカムについて
 
・イギリスと日本における社会保障のあゆみ――恩恵・慈善の受動的対象者から権利の主体的獲得者へ
〇日程:11月22日()~24日(月・休)
900分から1800分(24日は1500分まで)

〇場所:1号館116号教室(1階)
(東京大学駒場キャンパス内)

〇参加費:無料

○発表形式:パネル形式の発表の展示/冊子の配布